| ベトナム観光を終えて船にもどった私は、船内新聞で翌日のダンスステップ講習の自主企画を見つける。朝、早速会場に駆けつけると、私と同じ思いの人がいっぱいで満杯だった。2人の先生がいらして、最初はマンボのステップから指導を受け、まずまずのスタート。あっという間に2時間が過ぎ、いい汗をかいた。3ヶ月半あれば鈍い私でもルンバあたりまではマスター出来るかな?と期待をしつつ、レッスンに休まず参加することを自分に約束をする。
船上での生活も少し慣れてきて、皆それぞれの目的に合わせて動き始めている。主人も似顔絵を描き始めたようだ。私も参加したい企画の合間をぬって撮った写真の整理に撮りかかる。船の一大イベント「洋上大運動会」が6月28日、インド洋のど真ん中で開催のお知らせ。東西南北に分かれてのチーム編成。ちなみに私達は赤組(中国地方と九州・沖縄)。気温はどんどん上昇し、屋上でプールに入る人、ジャグジーに入っている人とさまざま。プール・ジャグジーに興味はあるが勇気が出ない。気恥ずかしい気持ちもあって、結局最後までプールもジャグジーも利用しないままに終わった。
シンガポールまでの2日間に「洋上国際会議」が船上で開催された。スリランカ・パキスタン・フィリピン・東ティモール・インドネシア・タイ・韓国・モンゴル・中国・台湾・フィジー・ソロモン諸島・フランス・オランダ・オーストラリアなど。そして日本からも。各国の環境や平和、人権等の問題に取り組むNGOスタッフや学者達が、アジア・太平洋地域で平和や持続可能な社会作りのためにどのように協力していけば良いかを話し合い、急に船内は国際的な雰囲気に包まれた。
出入港の船がごった返している中、シンガポールに着岸。東京23区を合わせた位の広さで、他民族が集まる活気にあふれた豊かな国。シンガポール名物のゴンドラが拠点を結ぶ交通機関として忙しく上空を動いていた。初めての光景で甲板を歩きながら上を見上げて眺めいった。我々観光ツアー組は、ハーバーフロントからマーライオン公園まで船で川を下り、チャイナタウン、そして見事な寺院が点在するアラブストリートを見物。かつて英国下にあったシンガポールは環境の整った大都市として発展を続けている。そんな中に競いあうかのように限りなく青い空に向かって超高層ビルが林立しているのがとても印象に残った。お土産に南国特有のマンゴーのドライフルーツを主人に買って帰る。(恭子)
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