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第2回 芸術家村
 この間、インターネットで遊んでいた時、ふと思い付いて私の世話になった芸術村がどうなったか、覗いてみることにした。
ところはアメリカ、アリゾナ州、ツーソンから車で40分、オラクルと言う小さな村。ランチョ、リンダ、ベスタという名のアーティストコミューンがある。そこには総勢40名のさまざまなアーティスト達が思い思いに暮らしながら芸術活動をしている。建築家、画家、彫刻家、舞踊家、音楽家など、驚いたことにコレクターまで控えている。

  余談であるが、ちなみに私の父もその昔、「新しき村」という芸術家の村の最初の10人の入村者のうちの一人と聞く。

  カンザス州のある州立大の大学院で美術を学んでいた私は、ある日、校内で奨学金についてのビラを目にした。早速、応募した。それが彼等との出会いである。単位は大学につくということなのでアリゾナに行くことにした。名保安官ワイルド、ビル、ヒコツクの街Haysから有名なバッファロー、ビルゆかりの地オクラルまで、車で二泊三日の旅である。そして、私を待ち受けてくれ、世話を見てくれたのが画家BruceMcGrewである。まさか、そのインターネット上で見た記事で、彼の死を知ることになろうとは。